既刊分 6 1959-1961

吉本隆明全集第6巻

1959-1961

第1回配本 2014/03/25


長く深い時間の射程で考えつづけた思想家の全貌と軌跡

第6巻には、六〇年安保を挟む「戦後世代の政治思想」「擬制の終焉」などの政治思想評論、作家論、エッセイ群と詩を収録。[単行本未収録一篇]

第1回配本既刊 2014/03/25
月報執筆者(順不同・敬称略)

産み落とされた日

高橋源一郎

父の手

ハルノ宵子

ISBN 978-4-7949-7106-7 C0395
価格 6500円+税
判型・造本 A5判変型・上製
ページ数 712頁

月報(編集部より)第6巻(第1回配本)(2014/03/25)

(#記述事項は発刊時のものです)

*第6巻をお届けいたします。吉本隆明さんの全体像をはじめて明らかにする本全集が、できるかぎり多くの読者に迎えられることを念願しております。

*吉本隆明さんの書簡をお持ちの方がいらっしゃいましたら、封書の場合は、文面・封筒の表裏、はがきの場合は、はがきの表裏の複写をご提供いただければ幸いです。*初出の掲載誌で探しているものがあります。詩「緑の聖餐」が掲載された『聖家族』(1949年5月25日 第3号 聖家族発行所発行)をご所持の方がいらっしゃいましたら、本文・目次・奥付・表紙の複写をご提供いただければ幸いです。

*次回配本(第7巻)は、2014年6月の予定です。

I

時のなかの死□孤独の幼女

II

□ もっと深く絶望せよ□工作者と殺人キッド□戦争のこと・平和のこと□「怒れる世代」をめぐって□社会主義リアリズム論批判□憂国の文学者たちに□戦争と世代□文学的表現について□詩人論序説□戦後世代の政治思想□若い世代のこと□知識人とは何か□短歌的表現の問題□日本ファシストの原像□大衆芸術運動について□言語の美学とは何か――時枝美論への一注意――□カンパの趣意は明快そのもの□映画的表現について――映像過程論――□読書について□腐食しない思想をもて されば希望は諸君のうちにある□芸術論の構図□短歌的喩について□〝パルタイ〟とは何か□ある履歴□擬制の終焉□短歌的喩の展開□白昼の部分と夜の部分□趣意書□想像力派の批判――現代批評家裁断――□「四季」派との関係□政治と文学の背理□去年の死□慷慨談――「風流夢譚」をめぐって――□睡眠の季節□現代学生論―精神の闇屋の特権を―□「党生活者」□葬儀屋との訣別□頽廃への誘い□軋み□詩とはなにか□マルクス主義文学とは何か□混迷のなかの指標□想い出メモ□芸術とディスコミュニケーション□六・一五事件と私□交通が成立たない部分□前衛的コミュニケーションについて□現状と展望□未来は負い目□思想的不毛の子□文芸時評

III

谷川雁論――不毛なる農本主義者――□中野重治□埴谷雄高論□永久革命者とは何か□『虚空』について□萩原朔太郎――その世界――□石川啄木□室生犀星――因果絵図――□恥について□時代の書の因果□小林秀雄――その方法――□西行論断片

IV

河上徹太郎『日本のアウトサイダー』□井上光晴『虚構のクレーン』□橋川文三『日本浪曼派批判序説』□桑原武夫『研究者と実践者』□大江健三郎『孤独な青年の休暇』□『金子光晴全集』第一巻□椎名麟三『罠と毒』□金子光晴「落下傘」□感想――『銀行員の詩集《第10集》』――□武井健人編著『安保闘争』 日高六郎編『一九六〇年五月一九日』□歌集『喚声』読後□岡井隆歌集『土地よ、痛みを負え』を読んで□大岡信『抒情の批判』□埴谷雄高『墓銘と影絵』

V

□ 岸上大作『意志表示』□本のうわさ――萩原朔太郎『詩の原理』――

詩人のノート□『異端と正系』あとがき□『試行』第一〜二号後記□小伝

解題(間宮幹彦)

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