既刊分 7 1962-1964

吉本隆明全集第7巻

1962-1964

第2回配本 2014/06/25


長く深い時間の射程で考えつづけた思想家の全貌と軌跡

第7巻には、重厚な評論「丸山真男論」と、「日本のナショナリズム」を中心とする論考、詩を収録。[単行本未収録二篇(「宍戸恭一『現代史の視点』」「中村卓美『最初の機械屋』」)]

第2回配本既刊 2014/06/25
月報執筆者(順不同・敬称略)

うつむき加減で、言葉少なの

加藤典洋

じゃあな

ハルノ宵子

ISBN 978-4-7949-7107-4 C0395
価格 6300円+税
判型・造本 A5判変型・上製
ページ数 636頁

月報(編集部より)第7巻(第2回配本)(2014/06/25)

(#記述事項は発刊時のものです)

*次回配本(第4巻)は、2014年9月を予定しております。

I

丸山真男論

  1. 1 序論
  1. (1)序論の序
  2. (2)戦争体験
  3. (3)天皇制・大衆・民主主義
  1. 「日本政治思想史研究」
  1. (1)方法について
  2. (2)土着化と風化
  3. (3)「政治」思想と政治「思想」
  4. (4)「政治」思想と政治「思想」2
  1. 3 総論
  1. (1)再び方法について
  2. (2)立場について
  3. (3)ファシズム論とスターリニズム論

II

□ 社会主義リアリズム□戦後文学の転換□日本のナショナリズムについて□近代精神の詩的展開□戦後文学の現実性――アクチュアリティは可能か――□情況に対する問い□〝終焉〟以後□情況における詩□詩的乾坤□〝対偶〟的原理について□反安保闘争の悪煽動について□戦後文学論の思想□「政治と文学」なんてものはない□非行としての戦争□模写と鏡――ある中ソ論争論――□「政治文学」への挽歌□いま文学に何が必要か I――まず批評の基準について――□戦後思想の価値転換とは何か――心情的党派主義の終焉のために――□性についての断章―その自然・社会・存在――□いま文学に何が必要かII――いわゆるネガティヴな主題について――□「近代文学」派の問題――インテリゲンチャ理念の終焉――□いま文学に何が必要かⅢ―積極的主題について――

III

日本のナショナリズム

  1. 1 前提
  2. 2 大衆ナショナリズムの原像
  3. 3 大衆ナショナリズムの変遷
  4. 4 知識人ナショナリズムの変遷
  5. 5 戦後ナショナリズムの問題

過去についての自註

IV

死者の埋められた砦□佃渡しで□〈沈黙のための言葉〉□〈信頼〉□〈われわれはいま――〉

V

江藤淳『小林秀雄』□詩のなかの女□斎藤茂吉――『赤光』について――□本多秋五――自由と必然――□埴谷雄高の軌跡と夢想□埴谷雄高氏への公開状□埴谷雄高『垂鉛と弾機』□渋沢龍彦『神聖受胎』□清岡卓行論□啄木詩について□折口学と柳田学□「東方の門」私感□ルソオ『懺悔録』□高村光太郎鑑賞□中野重治□壺井繁治□金子光晴□倉橋顕吉論□無方法の方法□本多秋五『戦時戦後の先行者たち』□『花田清輝著作集 II』

VI

「思想の科学」のプラスとマイナス

『ナショナリズム』編集・解説関連□宍戸恭一『現代史の視点』□中村卓美『最初の機械屋』

「言語にとって美とはなにか」連載第三回註記□『擬制の終焉』あとがき□『吉本隆明詩集(思潮社版)』註記□「丸山真男論」連載最終回附記□『増補改稿版丸山真男論』後註□『模写と鏡』あとがき□『試行』第三〜一二号後記□三たび直接購読者を求める□「報告」
解題(間宮幹彦)

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