I
丸山真男論
- 1 序論
- (1)序論の序
- (2)戦争体験
- (3)天皇制・大衆・民主主義
- 「日本政治思想史研究」
- (1)方法について
- (2)土着化と風化
- (3)「政治」思想と政治「思想」
- (4)「政治」思想と政治「思想」2
- 3 総論
- (1)再び方法について
- (2)立場について
- (3)ファシズム論とスターリニズム論
II
□
社会主義リアリズム□戦後文学の転換□日本のナショナリズムについて□近代精神の詩的展開□戦後文学の現実性
――アクチュアリティは可能か――□情況に対する問い□〝終焉〟以後□情況における詩□
詩的乾坤□〝対偶〟的原理について□反安保闘争の悪煽動について□戦後文学論の思想□「政治と文学」なんてものはない□非行としての戦争□模写と鏡
――ある中ソ論争論――□「政治文学」への挽歌□いま文学に何が必要か I
――まず批評の基準について――□戦後思想の価値転換とは何か
――心情的党派主義の終焉のために――□性についての断章―その自然・社会・存在――□いま文学に何が必要かII
――いわゆるネガティヴな主題について――□「近代文学」派の問題
――インテリゲンチャ理念の終焉――□いま文学に何が必要かⅢ―積極的主題について――
III
日本のナショナリズム
- 1 前提
- 2 大衆ナショナリズムの原像
- 3 大衆ナショナリズムの変遷
- 4 知識人ナショナリズムの変遷
- 5 戦後ナショナリズムの問題
過去についての自註
IV
死者の埋められた砦□佃渡しで□〈沈黙のための言葉〉□〈信頼〉□〈われわれはいま――〉
V
江藤淳『小林秀雄』□詩のなかの女□斎藤茂吉
――『赤光』について――□本多秋五
――自由と必然――□埴谷雄高の軌跡と夢想□埴谷雄高氏への公開状□埴谷雄高『垂鉛と弾機』□渋沢龍彦『神聖受胎』□清岡卓行論□啄木詩について□折口学と柳田学□「東方の門」私感□ルソオ『懺悔録』□高村光太郎鑑賞□中野重治□壺井繁治□金子光晴□倉橋顕吉論□無方法の方法□本多秋五『戦時戦後の先行者たち』□『花田清輝著作集 II』
VI
「思想の科学」のプラスとマイナス
*
『ナショナリズム』編集・解説関連□
初収録 宍戸恭一『現代史の視点』□
初収録 中村卓美『最初の機械屋』
*
「言語にとって美とはなにか」連載第三回註記□『擬制の終焉』あとがき□『吉本隆明詩集(思潮社版)』註記□「丸山真男論」連載最終回附記□『
増補改稿版丸山真男論』後註□『模写と鏡』あとがき□『試行』第三〜一二号後記□三たび直接購読者を求める□「報告」
解題(間宮幹彦)
初収録 ・・・本全集に初収録&猫々堂刊『吉本隆明資料集』に収録
初収録 ・・・本全集に初収録