既刊分 8 1961-1965

吉本隆明全集第8巻

1961-1965

第5回配本 2015/03/25


長く深い時間の射程で考えつづけた思想家の全貌と軌跡

第7巻には、重厚な評論「丸山真男論」と、「日本のナショナリズム」を中心とする論考、詩を収録。[単行本未収録二篇(「宍戸恭一『現代史の視点』」「中村卓美『最初の機械屋』」)]

第2回配本既刊 2014/06/25
月報執筆者(順不同・敬称略)

『言葉からの触手』に触れながら考えたことの

岡井隆

混合比率

ハルノ宵子

ISBN 978-4-7949-7108-1 C0395
価格 6300円+税
判型・造本 A5判変型・上製
ページ数 600頁

月報(編集部より)第8巻(第5回配本)(2015/03/25)

(#記述事項は発刊時のものです)

*本年もよろしくお願いいたします。二年目以降は隔月刊と予告しておりましたが。編集上の万全を期するため、この先も三ヶ月に一冊の刊行にあらためたいと思います。楽しみにされていた読者の皆様には謹んでお詫び申し上げます。次回配本の第9巻は、六月の刊行予定で鋭意編集作業を進めております。何卒ご寛恕賜りますようお願い申し上げます。

*なお。正誤その他の訂正表は、最終配本の際に一括して掲載する予定です。

言語にとって美とはなにか

  • 角川ソフィア文庫版まえがき
  • 角川選書のための覚書

第I章 言語の本質

  • 1 発生の機構
  • 2 進化の特性
  • 3 音韻・韻律・品詞

第II章 言語の属性

  • 1 意味
  • 2 価値
  • 3 文字・像
  • 4 言語表現における像

第III章 韻律・撰択・転換・喩

  • 1 短歌的表現
  • 2 詩的表現
  • 3 短歌的喩
  • 4 散文的表現

第IV章 表現転移論

 第I部 近代表出史論(I)

  •  1 表出史の概念
  •  2 明治初期
  •  3 「舞姫」・「風流微塵蔵」
  •  4 「照葉狂言」・「今戸心中」
  •  5 「武蔵野」・「地獄の花」・「水彩画家」

 第II部 近代表出史論(II)

  •  1 自然主義と浪漫主義の意
  •  2 「それから」・「ヰタ・セクスアリス」
  •  3 「網走まで」・「刺青」・「道草」
  •  4 「明暗」・「カインの末裔」・「田園の憂鬱」

 第Ⅲ部 現代表出史論)

  •  1 新感覚の意味
  •  2 新感覚の安定(文学体)
  •  3 新感覚の安定(話体)
  •  4 新感覚の尖端

 第Ⅳ部 戦後表出史論

  •  1 表現的時間式
  •  2 断絶の表現
  •  3 断絶的表現の変化
  •  4 断絶的表現の頂点

第V章 構成論

 第I部 詩

  •  1 前提
  •  2 発生論の前提
  •  3 発生の機構
  •  4 詩の発生
  •  5 古代歌謡の原型

 第II部 物語

  •  1 問題の所在
  •  2 物語の位相
  •  3 成立の外因
  •  4 折口説
  •  5 物語のなかの歌
  •  6 説話系
  •  7 歌物語系
  •  8 日記文学の性格
  •  9 『源氏物語』の意味
  •  10 構成

 第Ⅲ部 劇

 第I篇 成立論

  • 1 劇的言語帯
  • 2 舞台・俳優・道具・観客
  • 3 劇的言語の成立
  • 4 劇的本質
  • 5 劇の原型
  • 6 劇の構成

第II篇 成立論

  • 1 「粋」と「侠」の位相
  • 2 劇の思想
  • 3 構成の思想(I)
  • 4 構成の思想(II)
  • 5 展開の特質

第Ⅵ章 内容と形式

  • 1 芸術の内容と形式
  • 2 文学の内容と形式
  • 3 註
  • 4 形式主義論争

第Ⅶ章 立場

 第Ⅰ部 言語的展開(I)

  •  1 言語の現代性
  •  2 自己表出の構造
  •  3 文学の価値(I)

 第Ⅱ部 言語的展開(II)

  •  1 文学の価値(II)
  •  2 理論の空間
  •  3 記号と像
  • あとがき
  • 角川文庫版のためのあとがき
  • 角川ソフィア文庫版あとがき
  • 索引

解題(間宮幹彦)

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