2019.4/25刊行 19 1982-1984

吉本隆明全集第19巻

1982-1984


小説やCMから少女漫画まで、さまざまな作品を個々の作者ではなく「現在」という作者が生みだしたものとして論じる『マス・イメージ論』と、時期を接して生じた世界的な「反核」の動きを批判した「反核運動の思想批判」などを収める。単行本未収録6篇。

第20回配本既刊 2019/04/25刊行
月報執筆者(順不同・敬称略)

父の内なる言語

小池昌代

「軒遊び」と「生命呼吸」のこと

島亨

境界を越える

ハルノ宵子

ISBN 978-4-7949-7119-7 C0395
価格 7000円+税
判型・造本 A5判変型・上製
ページ数 692頁

月報(編集部より)第19巻(第20回配本)

(#記述事項は発刊時のものです)

*次回配本(第21回)は、第20巻(2019年8月)を予定しております。

I

マス・イメージ論

  • 変成論
  • 停滞論
  • 推理論
  • 世界論
  • 差異論
  • 縮合論
  • 解体論
  • 喩法論
  • 詩語論
  • 地勢論
  • 画像論
  • 語相論
  • あとがき

II

  • ポーランドへの寄与――レーニン以後はじめての社会主義構想――
  • 先進資本主義社会の動向と日本の行方
  • 「反核」運動の思想批判
  • 反核運動の思想批判 番外
  • 情況への発言――「反核」問題をめぐって――

III

  • 空は閉ぢられる [『野性時代』連作詩篇40]
  • クイナの話 [『野性時代』連作詩篇41]
  • 言葉は [『野性時代』連作詩篇42]
  • 好きな眼 [『野性時代』連作詩篇43]
  • 木の泡 [『野性時代』連作詩篇44]
  • 霽(は)れた衣 [『野性時代』連作詩篇45]
  • 雨という帽子 [『野性時代』連作詩篇46]
  • 「欅」という舟 [『野性時代』連作詩篇47]
  • 「鶫(つぐみ)」という駅 [『野性時代』連作詩篇48]
  • 地名がくずれ堕ちる [『野性時代』連作詩篇49]
  • 鳥」にむかって出発 [『野性時代』連作詩篇50]
  • 絵本のうしろ [『野性時代』連作詩篇51]
  • 『衣河』見に [『野性時代』連作詩篇52]
  • 冬が繙(ひもと)く [『野性時代』連作詩篇53]
  • 楡という木 [『野性時代』連作詩篇54]
  • 木の行方 [『野性時代』連作詩篇55]
  • 字画の挿話
  • 鳥について [『野性時代』連作詩篇56]
  • 橋という字 [『野性時代』連作詩篇57]
  • 掌の旅(異稿)
  • 紡錘形に [『野性時代』連作詩篇58]
  • 「無口」という茶店 [『野性時代』連作詩篇59]
  • 嬰児の旅 [『野性時代』連作詩篇60]
  • 祖母の字 [『野性時代』連作詩篇61]
  • 祖先の話 [『野性時代』連作詩篇62]

IV

  • 死は近づくか [鮎川信夫]
  • 親鸞における言葉
  • ・歎異抄
  • ・書簡
  • ・教行信証
  • 初収録 現代語訳親鸞著作(抄)
  • 西村博美論
  • 初収録 古井由吉について
  • わがファウスト
  • 幼児性の勝利――映画『E.T.』を観る――
  • 初収録 自己慰安から渇望まで
  • 小林秀雄について 
  • 《遠野物語》別考
  • 初収録 田村隆一についての覚え書
  • 初収録 ジョバンニの父とはなにか
  • 川崎徹小論
  • ふたつのポルノ映画まで

V

  • 『野性時代』アンケート
  • 初収録 今、あなたにとってテレビとは
  • 初収録 伊藤聖子『新宿物語』
  • 初収録 山本かずこ『渡月橋まで』
  • 初収録 高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』
  • 初収録 やさしい装いをした高度な構築物 [三浦つとむ]
  • 初収録 対談「古典をどう読んできたか」あとがき [大岡信]
  • 初収録 映画〈きつね〉註記
  • 宍戸恭一『三好十郎との対話』に寄せて
  • 初収録 吉本隆明が選んだ日本を読むための25篇
  • 『「反核」異論』後註
  • 『素人の時代』あとがき
  • 『教育 学校 思想』まえがき>
  • 焦慮のドラマ――『相対幻論』あとがき――
  • 『〈信〉の構造』序――〈信〉についてのメモ――
  • 『〈信〉の構造』あとがき
  • 『試行』第五八~六一号後記

解題(間宮幹彦)

「初収録」表示について

初収録 ・・・本全集に初収録&猫々堂刊『吉本隆明資料集』に収録
初収録 ・・・本全集に初収録

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